お味噌って自分で作れるの?難しそう。。
工程は、豆を浸水させるのと煮るのが時間がかかるけど、慣れてしまえば、本当に簡単に作ることができるよ!
去年作ったお味噌、早くも2つ目を開封して使用しているくらい、毎日味噌汁を飲みまくっています。
「手前味噌」という言葉がありますが、自分で作ったお味噌は格別です。本当に買ったものより美味しい!と思います。
毎年、お味噌作りはなんだか工程も多いし、少し気合のいる作業!というイメージだったのですが、今年はなんだかスムーズでした。前日のやることと、当日やることと、きっちり分けられたからかもしれません。私の味噌作りの工程をご紹介します。
味噌作り
材料 (3kg分)
- 大豆・・・650g
- 天然塩・・・375g
- 米麹・・・1,025g (約1kg)
作り方 (前日の工程)
- 大豆を袋から取り出し、水を変えて3回くらい洗います。ゴミや汚れをよく洗ってください。
2. 洗い終えたら、大豆の3倍程度の水を入れ、暗い場所で約18~24時間浸水させます。浸水させると、豆が、2~3倍に膨らみます。
前日は、午後15時に浸水を開始しました。
作り方(当日)
3. 残念ながら撮影を忘れましたが(涙)、朝9時30分頃に確認してみたところ、豆がすっかり2倍~3倍に!いくつか豆の真ん中を割ってみて、特に真ん中がまだ固そうだったり、芯がなければ、ここから3時間煮る工程に入ります。
4. 最初は強火で、吹きこぼれそうになったら、弱火にして、そこから3時間です。途中で確認し、水の量が豆より低くなっていたら、足し水をしてください。
5. 3時間経過。午後13時近くになっていました。ここで豆のチェックに入ります。豆を片手でつぶした時に、柔らかくつぶれるかがポイント。
6. ザルに上げ、人肌の温度になったら、ジップロックなどの保存袋に入れて、とにかく豆をつぶします。煮汁は取っておいてください。私は大きめの袋2つ使って、つぶしにかかりました。力のない方は、ビニール袋を敷けば、うどんのように、踏んでつぶしても大丈夫です。
7. 麹と塩を混ぜ、塩切り麹(麹に塩を混ぜたもの)を作ります。混ぜたら、大豆ペーストの保存袋に入れ、さらに一緒に混ぜます。耳たぶくらいの硬さにするのですが、ヒビが入りそうだったら、ここで取っておいた煮汁を足して調節してください。
8. 混ぜられたら、手のひらサイズのボールの形に整え、バットに並べていきます。(ここでようやく撮影を再開しましたw)
9. 空気が入らないように、保存容器にボールを入れていきます。バケツや桶、硬い入れ物の場合、この時投げて入れると、空気が入りにくいです。私はビニールなので、そのまま押しながら入れていきました。
10. 全部詰められたら、表面をならします。大きめのスプーンなどでならしても良いです。
11. 空気が入らないように、ラップや布などでぴったりとふたをします。
12. ラップや布の上に重石を載せます。ペットボトルや袋に入れた塩などでもよいですが、3kgの味噌の場合は、600~900gの重石。
13. 約10ヶ月待ちます♪
昨年5月に作った味噌(右)と、今日作った味噌(左)。熟成して、色が、こんなに変わってくるんです!
右の味噌はすでに結構食べてしまって、結構減ってますね。しかも食べごろと記載した日付より早く食べているのは見なかったことにしてください。笑
注意点
- 麹は、生麹と乾燥麹の二種類がありますが、生麹をお使いください。乾燥麹は、分解する力が生麹より弱いそうです。
- 他の記事でもお伝えしていますが、塩はやはり天然塩をお使いください。精製塩は、ミネラル分が削ぎ落とされています。
- みそを容器に詰める時になるべく空気が入らないようにお気をつけください。
煮汁について
煮汁は、他にも使えるので、可能ならぜひ取っておいてください。下記の記事でご紹介しています。
こんな素材がおすすめ
天然塩
精製塩ではなく、天然塩を
セット販売
麹、大豆、天然塩をセットで販売している商品もあります。すごく便利♪
保存容器
色々種類があって迷いますが、それぞれ良い特徴があります。
ラップ
最後に味噌の上に敷くラップ、あるものでも良いですが、こだわりたい方に。エンバランスは原料に独自技術を施し、食品をよりイキイキさせて栄養分を保ちます。