植物生活 発酵生活

秋に仕込んだ3種類の柿酢しぼり

11月に柿がたくさん入手できたので、干し柿を75個ほど作り(もうすでに半分以上ないです)、残りを柿酢にしました。

柿酢は、煮沸消毒した瓶に、食べ終わった柿の皮や、熟れた柿をへた部分を下にして詰めていき、暗所において放置するだけ。ほーんとに簡単に作れます。瓶になんでも丸ごと種ごと入れてしまってました。

① 柿の皮+熟れた柿まるごとが入った瓶と、② 皮と実半々の瓶、③柿の皮だけの瓶を作ってみました。その時仕込んだ柿酢が、そろそろ搾り時(ちょっと遅い?)なので、今回搾ってみることにしました。

① 柿の皮+熟れた柿の瓶

しぼる工程
柿酢
4リットル瓶の半分くらい。最初の写真がないのが残念。
柿酢 マザー
よくよく発酵しとります
柿酢
柿酢
膜が張ってる。これを見守るのも楽しみの一つでありました♪
柿酢搾り
これで漉そうと思ったのですが、、酢にステンレスのザルを使うのが少し気になり、やめました。
柿酢搾り
結局ボウルにそのままザル。
柿酢搾り
まるまる残った柿がいました。かわいいというのも変だけどかわいい・・
柿酢搾り
あまりキッチン用品充実してないので、とりあえずある程度、手持ちでこの状態で汁と実を分けます。
柿酢搾り
汁は別容器に分け、実を濾していきます。上の方をひもで縛って、手でぎゅーっと搾ったり
柿酢搾り
実がある程度搾れたら、濾した汁をさらにこして、オリのようなものをなくしていきます。
柿酢搾り
搾りかす。種は出して、皮部分はミキサーで粉砕。なめらかになりました。これはこれで炒め物やカレーに使うので、取っておきます。
柿酢搾り
たっぷりできた♪

② 柿の皮 50% + 柿の実 50%

柿酢搾り
1kg入る瓶に入ってます。
柿酢搾り
香りがすごく良い。

搾る過程は上記と一緒なので割愛します。

③ 柿の皮のみ

柿酢搾り
こちらは柿の皮のみ。どっしりずっしり、水分は少なさそう。栗ではありません。
柿酢搾り
右端の方に液体があるのがわかります。まるで砂漠の中のオアシス。

搾る過程は上記と一緒なので割愛します。

三者出揃いました

柿酢
今回搾れた柿酢
(左)③ 皮だけ、(中)①柿の実多め、(右)② 柿の皮 + 柿の実 各50%

柿酢三種類搾ったのですが、どれもこう、色が異なりますね!一番色が濃いのは、皮のみで作った柿酢でした。香りも味もそれぞれ若干違います。

味は、(中)の、柿丸ごと入れたものがやはり一番甘味が感じられて、美味しさがありましたが、皮のみも、皮と実半々も、酢として十分おいしくいただける味です。

柿酢搾り
柿酢の色もそれぞれ。搾りかすという名の副産物の色もそれぞれ。

まとめ

柿の実多め、柿の実と皮半々、皮のみとで、色も風味も味も全く異なる、個性の異なる柿酢が出来上がりました。

これから使っていくのも本当に楽しみです♪

この秋もまた柿酢作りをしますので、その際は最初から作り方を紹介したいと思います。

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